マネーコンサルタントとして活躍するためには、ワンストップマネーアドバイザー資格の取得がおすすめです。特に、すでにファイナンシャルプランナーの資格を持つ方にとっては、次のステップとして理想的ともいえます。
今回は、すでにFPを持っている方に向けてキャリアアップに役立つ資格を解説。
取得後のキャリアパスについても触れますので、あなたの人生を豊かにする一助としてぜひ参考にしてください。
金融リテラシーの現状とマネーコンサルタントの役割
金融庁の調査*によれば、日本の金融リテラシーは依然として低水準。金融教育を受けた人は全体の9%にとどまります。結果、所得減少時に経済的に不安定な状態に陥ったり、将来の資金計画が不足したりするのです。
この現状を踏まえると、金融教育の拡充と実践的な家計管理スキルの向上は急務。その中で「マネーコンサルタント」が注目されています。
資産運用や保険選びなどに対するアドバイスや、顧客に合ったライフプランの提案を通じて将来の安心感を与えます。金融リテラシー向上に向け、マネーコンサルタントの役割は今後さらに重要性を増すでしょう。
*金融庁「金融リテラシーと家計の消費行動:新型コロナウイルス 感染拡大下の実証分析」
https://www.fsa.go.jp/frtc/seika/discussion/2022/DP2022-5.pdf
マネーコンサルタントに役立つ資格とは?
マネーコンサルタントとしてさらなる成長を目指すなら、次の3つの資格を検討してみましょう。資格によって得られる知識やスキルが異なるため、目的に応じた資格選択が重要です。
- ファイナンシャルプランナー
- マネーライフプランナー
- ワンストップマネーアドバイザー
一つずつ解説します。
1. ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー(以下、FP)は、基本的な金融知識を学べる資格です。AFP、CFPなどの資格は民間資格ですが、FP技能士(1〜3級)は国家資格となっています。
取得すると税金や保険、投資など幅広い分野の知識を持つ専門家として活動が可能です。
仕事内容は、主に個人の資産運用やライフプランに関するアドバイス。
家計・不動産・保険・教育資金・年金など顧客の人生に関わる財務的な問題にアドバイスを行い、目標に近づけるようにサポートします。
マネーライフプランナーとファイナンシャルプランナーの違い
FP資格が幅広い金融分野をカバーするのに対し、日本能力開発推進協会が認定する「マネーライフプランナー」は生活設計や家計最適化に重点を置いています。
たとえば、FPが税制、不動産、保険など総合的な資金計画を扱うのに対し、マネーライフプランナーは生活密着型。ライフプランニングと家計管理など生活設計を支援し、顧客の身近なニーズに応えます。
2. マネーライフプランナー
先にお伝えしたように、マネーライフプランナーは日本能力開発推進協会 (JADP)が認定している民間資格で、顧客のライフプランや家計管理に対するアドバイスを行います。
FPよりも職域が限定的ですが、特定のニーズに対応するためには有効といえるでしょう。
マネーライフプランナーの資格難易度は比較的低い
マネーライフプランナーは、FP資格よりも取得しやすいのが特徴です。合否判定は得点率70%以上で、FPに比べて難度の低い資格といえるでしょう。
不合格の場合でも、講座のカリキュラムを終了していれば何度でも再チャレンジが可能。忙しい方でも挑戦しやすい資格として人気があります。
マネーライフプランナーの仕事はFPよりも限定的
マネーライフプランナーは、主に家計管理やライフプランに特化しているため、FPに比べてサービスの範囲は狭いといえます。
ただし、特定の分野において高い専門性を持ち、家庭の節約や効率的な資産形成のアドバイスを行える点が特徴です。
日常的な金銭管理や将来設計に関して、より実践的で身近なアドバイスができる専門家として顧客の役に立てます。
3. ワンストップマネーアドバイザー
ワンストップマネーアドバイザーは、日本金融投資教育協会が認定している資格です。国内外の資産形成や資産防衛などの高度な実践的な金融知識を活用し、クライアントの問題解決を支援します。
独立系FPとして「ワンストップ・マネーアドバイザーコース」を受講し、6か月間のカリキュラム後、認定試験に合格することで資格取得が可能です。
カリキュラムでは、マネーアドバイザーの基礎知識、投資商品、税金対策など幅広く学べるため、マネーコンサルタントとしてのキャリアを大きく広げられる資格となっています。
詳しい講座内容はこちらから→
以下では、この資格の魅力を3つのポイントでご紹介します。
1)実務に即した知識を学べる
ワンストップ・マネーアドバイザーコースでは、理論だけでなく実務に直結した知識を学ぶことができます。実際にクライアントと接する際に必要なコミュニケーション術や、国内外の資産形成・資産防衛・TAXプランニングの実践的な方法を身につけることができ、即戦力として活躍できる能力を養うことができます。
2)海外の金融知識と中小企業コンサルティングも学べる
このコースでは、国内の金融市場にとどまらず、海外の金融知識や投資商品についても学習します。さらに、中小企業向けのファイナンシャルコンサルティング方法を学べるため、企業の経営者向けのアドバイスも行える広範なスキルを手に入れることができます。
3)資格取得後も充実したサポート体制
ワンストップ・マネーアドバイザー資格を取得した後も、日本金融投資教育協会からの継続的なフォローサポートがあります。これにより、最新の金融知識や法改正に対応するための支援を受けることができ、独立系FPとして長期的に安定したキャリアを築くことが可能です。
ワンストップ・マネーアドバイザー資格は、幅広い金融分野に対応できる専門性を身につけるための理想的な資格です。独立系FPとして、キャリアアップを目指す方には大変魅力的な資格となっています。
特徴まとめ
ワンストップマネーアドバイザーは、国内外の資産形成・資産防衛・TAXプランニング、営業スキル、企業診断ツールを学べる高度な金融知識が求められる資格です。
「現状に満足できない」
「安定した収益が得られない」
このように能力を最大限に発揮できていないFPの方におすすめ。「お金の相談ならこの人」と信頼されるマネーコンサルタントとして、金融リテラシー向上に貢献する専門家を目指せます。
日本金融投資教育協会のワンストップマネーアドバイザー講座のメリットとデメリット
資格取得を検討する際、講座のメリットとデメリットを把握することが大切です。
- メリット1. 短期間で幅広い知識と実践力を得られる
- メリット2. 特待生制度で費用面をサポート
- メリット3. 資格の活用で専門性向上と顧客拡大が目指せる
- デメリット. 6ヶ月の受講期間によるコストと時間のバランス
メリット1. 短期間で幅広い知識と実践力を得られる
当講座は、6ヶ月間で国内外の資産形成や資産防衛・TAXプランニングなど実践的な知識を集中して学べます。
専門知識と実践力を兼ね備えることで、既存業務の強化や新分野への展開が可能です。
また、FP資格保有者が増加する中、高い専門性と顧客対応力を持つワンストップマネーアドバイザーとして競争力を高められる点が大きな魅力といえます。
メリット2. 特待生制度で費用面をサポート
ワンストップマネーアドバイザー講座では現在、特待生を募集しています。この制度は、当協会が提供する6か月間のカリキュラムを受講し認定試験に合格することで、初めて利用できる制度です。
特待生制度を活用することで研修料99万円(税込)を無料にできるメリットがあるため、経済的なハードルがある方や受講生にとって大きな支援となるでしょう。
※ただし、特待生での受講には複数の条件がありますので、下記サイトよりご確認ください。
メリット3. 資格の活用で専門性向上と顧客拡大が目指せる
ワンストップマネーアドバイザー資格を得ると協会の名称・ロゴの使用による認知度向上、協会提携企業との連携によるビジネス拡大、新たな顧客層の開拓が可能となります。
専門性を向上させ、顧客からの信頼獲得にも寄与するため、仕事の幅が広がり収入アップも期待できるでしょう。
ワンストップマネーアドバイザー資格取得は、金融アドバイザーとしてのキャリアを強化し、ビジネスチャンスを拡大する有効な手段となりうるのです。
ワンストップマネーアドバイザー資格を活かせる業界とは
ワンストップマネーアドバイザー資格は、さまざまな業界で活かすことができます。その知識の広さと信頼性により活躍できる業界も多岐に渡り、個人事業主としての活動も幅広く行えるでしょう。
ここでは、具体的なキャリアパスと実際に資格を取得して活躍する方のインタビューをご紹介します。
資格取得後のキャリアパス
資格を取得すると、独立してマネーコンサルタントとしての活動が可能です。また、企業内での昇進や新しいポジションへのチャレンジも視野に入ります。
キャリアパスは多岐にわたり、主に以下の業界で活躍可能です。
- ファイナンシャルプランニング業界
個人や法人の資産運用、ライフプラン設計、リスク管理をサポート - 不動産業界
国内外の不動産投資についてアドバイス - 金融業界
銀行や保険会社での顧客相談、商品提案、投資信託やETFのアドバイザーとして活動 - 経営コンサルティング業界
中小企業向けの資金計画や税金対策を提案
資格を活かし、個人事業主としての独立や、自身のブランド構築ももちろん可能です。様々な選択肢から、個人の目標に合わせたキャリアパスを選択できます。
資格保持者の成功事例インタビューから学ぶ
実際に資格を活用して成功した方の話をご紹介します。ご自身のキャリア形成・目標明確化に活かしてみてください。
事例1. 青木さとみさん
青木さんは、資格取得によって幅広い投資知識が得られ、一般的なFPとの差別化に成功。従来の商品販売からコンサルティングへの転換を実現しました。地元での金融教育の普及や、中立的なアドバイスなど新たな活動の場も拡充。自身のレベルアップや人生設計にも役立つ資格であることを実感しています。
事例2. 片山弘之さん
片山さんは資格取得で国内外の幅広い知識を得たことによって、圧倒的な自信と安心感を得ました。幅広い金融知識を活かし、個人や中小企業の財務改善につながる研修を積極的に展開。コンサルティングフィーで年収1000万以上を目指し、資格の普及や仲間づくりにも取り組んでいます。
FPとしての成長を続け、顧客との信頼関係を深めながら、自身と顧客の人生を豊かにする仕事に喜びを感じているそうです。
ワンストップマネーアドバイザー資格を取得してキャリアアップを目指す
ワンストップマネーアドバイザー資格を取得することで専門性を高め、より多くの顧客の支援が可能です。特に、FP資格を持つ方にとって次のステップとして非常に適しています。
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